EPSON EP-901Aを買ってみた。
オフィスにはCANON iRC2880F、OKI MICROLINE 9500PS、EPSON PM-4000PXがある。 それぞれ役割がちゃんとあるが、共通しているのはPS出力が出来ることだ。その中でEPSON PM-4000PXは、A3ノビの写真画質出力やCD-ROM/DVDなどの盤面印刷に活躍してくれたし、今でも現役だ。これを購入したのはまだOS 9の時代だったから、PS出力が可能な様に、このプリンタ専用のソフトウェアリッパーなどを買ったものだが、今ではOS Xからそのまま出力できるようになった。このソフトウェアリッパーが確か5万円ほどしたのを覚えている。
そのPM-4000PXの、CD-ROM/DVD盤面印刷がこのところ不調で困っていた。 プレゼン用のデモCD-ROMの盤面印刷や、ビデオ編集したDVDビデオ、自分の仕事のバックアップDVDなどの盤面印刷と、頻度は少ないものの、無くては困る機能だ。 症状は、CD-ROMやDVDを載せたトレイが時々うまく排出できないというもの。A4普通紙の紙詰まりならともかく、CD-ROMや、DVDの「やれ」は非常にもったいない。修理に出そうかとも思ったが、すでに何年も経過しているし、このEP-901Aがこんなに高機能でこの格安(昔のプリンタの事を思えば・・・という意味で)。初めて買ったプリンタがEPSON MJ-700V2Cの私なぞは驚きだ。 最近のプリンタの動向を知りたいと言うことも購入動機の1つだ。 EP-801Aでも良かったが、Wi-Fi機能がプチ欲しかったのでEP-901Aに。
気に入ったところは、
昨年、自宅用に購入した「キヤノンPIXUS MP810」に比べて色合いがしっかりしているというか、「のり」が良いというか、とにかく発色に関しては、今も昔もEPSONの方がキヤノンよりも好みだ。試しに、キヤノンPIXUS MP810と、今回購入したEP-901Aで同じデジカメのデータを出力してみたが、やはりEP-901Aの方がイイ。 当然このあたりは好みもあるのだろうが、家族全員EP-801Aの方が綺麗だと言うから、そうなのだろう。ただ、そもそも「PIXUS MP810」と、「EP-901A」を比較対象にして良いかどうかは私にはよく分からない。肝心のCD-ROMなどへの印刷もなかなか速いし、綺麗だ。
ただ、残念なことが1つ。
MacではIllustratorなどから直接CD-ROMなどへのプリントが出来ないようだ。相変わらずPM-4000PXと同じく、専用ソフトから印刷する必要がある。盤面の印刷データをIllustratorで作り、PSD形式などで書き出し、専用のアプリケーション、「Print CD.app」に貼り付けて印刷という、何とも面倒な仕様だ。
このあたり、早く何とか改善されないものか。
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