かれこれ2年ほど、新型のApple Cinema Display 30インチの登場を待っている。
Apple Cinema Display は、ラインナップのバランスがおかしくなって久しい。以前は20インチ、24インチ、30インチと充実していた。
現行のラインナップはLED Cinema 24インチと、Cinema HD 30インチのみだ。デザインも違えば、インターフェイスも違う。Appleはこの2つのラインナップで通すつもりだろうか。そんなはずはない。30インチもLEDとなり、iSight、マイク、スピーカーを内蔵してくると予想しているのだが、これがなかなか登場してこない。
と言うか、30インチは、LED云々よりも、今のスペックになってから何年経ってるんだろうか。かなりモデルチェンジをしていないのではないだろうか。
デザインに関しては何も言うことはない。むしろ、現行のLED Cinema 24インチの黒縁はどうしても遺影の写真入れに見えるので、現行30インチのシルバーの方が好みだし、出来れば表面はガラスでない方がありがたい。ただし、掃除はガラスの方が楽なのだろう。
今、私がMacPro用に使っているモニタは、22インチCinemaDisplay。かれこれもう7年ほど(曖昧な記憶)使っているだろうか。さすがに輝度が少々落ちてきている。買った頃は大海原のように思えたのに、今では狭く感じる。勿論慣れもあるのだろうが、OSやアプリケーションが大きなモニタを使用するすることを前提に、パレットやウインドウ、ボタンやツールバーなどを設計し、ある意味無駄なスペースも多くなっているせいもあるのだろう。視認性が良くなったり、デザインが良くなる事を考えれば無駄ではないのだが。
閑話休題。
30インチCinemaがLEDとなり、iSight、マイク、スピーカーを内蔵してくるのは歓迎だが、Mini Display Port専用は困る。これは私の勝手だが、今使っているMacProには、Mini Display Portを装備していない。従って、今使っているモニタが急に故障した際、Appleのモニタを選択できなくなるからだ。
以下、私の希望的観測
・30インチでアンチグレア(「を選択可」でも可)
・Mini Display Portと、DVIどちらでも接続可
・iSight、マイク、スピーカーを内蔵(SKYPEだけのためだが)
さてさて、Appleは今我々が想像する以上のサプライズを用意しているのだろうか。
それはそれで楽しみなのだが、高額なMacProを大切に長く使いたいと思っているユーザーを置いてきぼりにして欲しくないと思う。
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