新型の第2世代iPhoneは、「iPhone 3G」と言う名前になったようですね。本国アメリカでのリリースからおよそ1年、やっと日本にも上陸と言った感じでしょうか。キャリアはSoftBankとのこと。残念ながら、docomoからは出ないようです。
10年近くdocomoを使ってきた自分としては、「日本ではSoftBankから」という6月4日SoftBankからの発表を聞いた後も、「ダブルキャリア」の希望を捨てずにいたのですが、今日の日本テレビのニュースで「ドコモからも発売?」との問いにdocomoの中村社長は「それはないと思いますよ」と仰ったとか・・・。
さて、仮にMNP(Mobile Number Portability)を利用して、iPhoneに乗り換えたとした場合の、私的メリット、デメリットを考えてみました。
まず乗り換えるために金銭的な面ですが(笑)、これは意外にもiPhone自体が安く販売されそうなので、問題なし。6月10日に行われたWWDC基調講演前の噂では「5〜6万円ほどするのでは・・・」という憶測が飛び交っていましたが、アメリカでの販売価格は8GB版が199ドル、16GB版が299ドルとのこと。現時点で日本での販売価格は未定な様ですが、Steven Jobs氏曰く「各国での販売価格は、アメリカでの販売価格とそれほど変わらないはず」と言っていることから、8GB版なら¥21,000前後、16GB版でも¥35,000前後ではないかと。
次に、今使っている携帯電話との機能面での比較ですが、無いとちょっと辛いかなぁと思うのは「お財布携帯」だったりします。お財布携帯で月に使う金額は1万円にも満たない程度ですが、打合せの帰りに「ちょっとコンビニでドリンクを」と思った時など、もちろん財布を持ち合わせてはいますが、わざわざ鞄の中から財布を出す必要がない。これって意外にも便利なんですよね。
その他の機能としてはワンセグTV。これはほとんど見ないから不要。iモードもほとんど使わない。iモードメールはiPhone内蔵のMailで代用可能。デジカメ機能もiPhoneは200万画素ですが、携帯で写す写真はこれで十分。今使っているdocomo P905iTVも200万画素ですし、普段コンパクトデジタルカメラも持ち歩いていますからOK。逆にiPhoneで撮った写真はMacとの同期の際に、自動的にiPhotoに取り込んでくれる(はず)ので便利になる(はず)と思う。
一番ひっかかる点は、お仕事で携帯サイトを作る際の動作確認。PC用サイト構築がメインなのでそれほど頻度は高くないのですが、それでも月に1件くらいは引き合いがありますし、日頃から携帯サイトの動向チェックもします。あと、今まで制作させていただいたお客さんのサイトの動作チェックとか結構使うかなぁ。
メリットはそれはもう計り知れないというか、たくさんあります。
今携帯電話とiPod Touchの2台を持ち歩いていますが、これが1台で済む。
無線LANエリア内にいれば、メールも自動で受信してくれるので、外出先で読んだり、確認できるので便利。
Macとの同期でスケジュール、住所録、メールのアカウント等意識せずに同期されてPCとほぼ同じ環境を持ち出せる。
iPhoneは無線LANを内蔵しているので、仕事中に携帯に入ってくるメールもiPhoneに移行すればほとんど事務所で仕事をしている自分にとって、メール代が不要になる。
既にiPod Touchでも実現していますが、内蔵のウェブブラウザ、「Safari」がかなり優秀なので、大抵の調べ事や、Webの閲覧はiPhoneで済ますことが出来る。かつ、Macとの同期の際にお気に入りも同期してくれるので、いつでもパソコンのお気に入りは手中に。
ざっと思いつきで書くだけでこれだけメリットがありそうです。
で、買うのかって? 取りあえず近くのSoftBankショップで「予約」だけしました(笑)。
予約だけですよ。
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