映画「幸せの1ページ」を観てきた。
ジョディ・フォスター主演映画。1962年11月19日生まれだそうですから、もうじき×○歳なんですね(伏せなくても良いんですが、何か生々しくて(笑))。
相変わらずチャーミングでした。
彼女が出演する映画を最後に劇場で観たのは確か「フライト・プラン」。
何かと強い女性の役が多く、出演する映画は大抵シリアスな印象のものが多い。特に「フライト・プラン」と「パニック・ルーム」では、「子どもを絶対に自分の手で守る」って言う強い母親役。内心怖くて仕方がないのに、その怖さを振り切って立ち向かう演技力、特に視線や息づかいが印象深かった。
今回は珍しくコメディータッチの映画での主演。
ずっと昔からの友人の意外な素顔を見ちゃったような、ちょっと不思議な感覚で観入ってしまった。ジョディ・フォスター演ずる作家アレクサンドラ・ローバーは潔癖症で、対人・外出恐怖症で引きこもり。そんな彼女があることをきっかけに大冒険を始め、人生を一変させてしまう。
「外出が怖い」「人と接するのが怖い」「しかも潔癖症」な人が「外出を決行」し、「他人と接し」ながらしかも「南の島」に一人で乗り込むという、それまでの生活とは正反対の大冒険中に起こるハプニングや、彼女のリアクションをおもしろおかしく描いている。
「人生なんて、たった1行で変えられる。」
このコピーに対する訴求性というか、ちょっと説得力に欠けるかな。「そうだよね?。そうそう!」って感情移入できるシーンがもっと欲しかった。とはいえ、ジョディ・フォスターが好きで、ちょっと違った彼女に接したい人は是非。
制作スタッフの主要な人物がMac使いなのか、作家アレクサンドラが執筆に使うコンピュータがMacintosh。そのマシンが映し出されたシーンはなかったものの、シネマディスプレイを2枚並べてましたから、おそらくMacProではないかと勝手に妄想。一方南の島に住む少女ニムとその父ジャックが使うコンピュータもMacintosh。少し前のiMacでした。Appleの製品は時折映画で出てくるけれども、そのデザインの良さやcoolさは、銀幕の中でよく映える。
ニムの父親で、海洋生物学者のジャック・ルソーと、作家アレクサンドラが描くヒーロー、アレックス・ローバーを一人二役で演じたジェラルド・バトラー。彼の主な出演作に「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」とあるが、どこに出ていたんだろう。Netで調べてみると、「船員」だそうな。
今度DVDでチェックしてみようと思う。
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