Adobe Creative Suite 3 Web Premium(以下 CS3)が届いて、1ヶ月弱。今のところ、致命的な不具合も無いようです。Intelプロセッサ搭載のMacにもやっと対応。以前記事にしたIntel Macへの移行計画等は、このCS3導入への準備だったと言えます。今回は、Macromedia 時代の Studio MX 2004からのアップグレードになるので、¥111,000(税込)-。
仕事での利用とは言え、個人事業主でこの金額はやはり大きい。てか、正直痛い(;_;)。
・・・のわりに箱小さいです(笑)。正直宅配便で届いたとき、何が届いたのか一瞬判りませんでした(^^)。
さて、自分的にCS3の目玉はSpry widgets。アコーディオン、タブなど、今まで試行錯誤しながらタグ打ちしてたことが、1クリックで構築出来るのはやはり効率的です。詳しい機能ツアーはAdobeのサイト(英語版)で見られるので、興味のある方はどうぞ。
Intel Macに最適化されてますので、動作もキビキビ動きます。最初の起動(Mac起動後)は少し時間がかかりますが、2回目以降は約3秒で起動します(2.66GHz デュアルコア Intel Xeon上で)。同じくFireworksCS3、Photoshop CS3も約3秒起動。Illustrator CS3は少し遅いけど、それでも5〜6秒で立ち上がります。
先ほど、致命的な不具合はないと書いたんですが、ちょっと気になる不具合はあります。DWでのSpry widgets(タブ)を挿入すると、デザインビューの中でメニューのタブの位置があっち行ったりこっち行ったりするんですね。実際にブラウザで表示させたときには問題なく表示されるので、致命的では無いと書いたわけです。
あと、Mac版のIE(サポート打ち切り)では対応してないので、使う時にはそのことも頭に入れておかないと、サイトとして致命的になりかねないので、注意が必要ですね。
Fireworks CS3に搭載された機能で一番ありがたいのは、「ページ」と言う概念。今まで「こんな機能があったら良いのにな」と強く思っていた機能が思いっきり搭載された。
これまでもレイヤー、フレームと言った機能はあったけど、その上の階層概念の「ページ」。例えば10ページから構成されるサイトを立ち上げようと言う時、今までだと、「index」用のpng、会社案内の「company」用のpng・・・と、10枚のpng書類を作ってそれぞれ画像をレイアウト、スライスして書き出していた。後で修正が入った時、スライスに名前を付けておけば非常に楽だから。
で、このページという機能。この10枚のpng書類を1枚の書類の中で管理してしまおうって機能なんですね。なので、極端な事言えば、1サイト1pngで済んでしまう。もちろん画像てんこ盛りのサイトだと、書類が重くなって開くのに時間がかかるので、臨機応変に分けておく必要もありますが、まぁ、便利です。マスターページ概念も持ってて、WebSiteのHeaderや、Footerなど、各ページ同じデザインの場合、このマスターページにして置けば、変更があった時など、他のページにも反映させるというスグレ機能。ファイル容量削減にも貢献しています。
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